新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種がい大分県内でも26日から3つの市と町で始まりました。

このうち杵築市立山香病院では4回目を受けていない医療従事者を対象にワクチンが接種されました。国はオミクロン株にも対応した新しい「2価ワクチン」について対象を2回接種まで済ませた12歳以上で、前回から5か月以上経過した人としています。

山香病院ではファイザー製のワクチンが使用され、看護師や職員らが問診のあと接種を受けました。病院では27日も会場を設け、2日間で240人に接種することにしています。

杵築市立山香病院・小野隆司院長「一度病院の中に入ってきますと非常に大変でどこもクラスターが起きて苦労している状況なので、今回の2価ワクチンで多少でも効けば我々としても安心して診療ができる」

大分県内では由布市と九重町でも接種が開始されています。また県営のワクチン接種センターでは9月29日からオミクロン株対応のワクチンに切り替わります。