秋の味覚の一つ、サツマイモが収穫シーズンを迎えました。スイーツなど様々な商品が続々登場していて、市場規模も年々拡大しています。
大分県豊後大野市大野町に広がるサツマイモ畑。育てているのは、栽培歴10年の後藤豊さんです。去年よりも数を増やし、5月から植えたおよそ6万本の苗は、収穫時期を迎えました。

JAおおいた豊後大野甘藷部会 後藤豊部会長:
「大分県ブランドの甘太くんというお芋で、元は紅はるかです」
今年は生育が遅かったものの適度な水分や暖かさから、去年よりも収穫量はやや豊作。この日はおよそ3トンの紅はるかが収穫されました。
(八尋記者)「特別に手で収穫させてもらいました。結構ずっしりとした重さがありますね」

低温熟成させて「甘太くん」となった芋は、しっとりとした食感や濃厚な甘味が人気で年々需要が増加。出荷は11月から始まり、関西まで市場を広げています。
JAおおいた豊後大野甘藷部会 後藤豊部会長:
「ありがたいですね。消費者がいっぱい食べると私たちも作る甲斐があります」