県内で70頭目となる盲導犬が新たに導入され、28日、大分県庁で貸与式が行われました。
県庁を訪れたのは、視覚障害者の釘宮好美さん(50)と、盲導犬のチェロ(2)、それに大分盲導犬協会の2人です。
県では希望者に盲導犬を貸与していて、今回で通算70頭目です。式では県福祉保健部の渡辺仁審議監が「良きパートナーとして二人三脚で社会生活を歩んでほしい」と述べました。

県内で活動する盲導犬は現在6頭で、8歳から10歳くらいまで、ともに生活しています。
(釘宮好美さん)「とてもかわいいですし、外出の機会がまた増えて自分らしく生きていけると思います、大変感謝しています」
大分盲導犬協会は盲導犬が必要でも希望する声を上げる人が少ないため、少しでも興味があれば、積極的に問い合わせてほしいと話しています。