大分県内の4月の有効求人倍率は1.33倍で、3か月連続で下落しました。大分労働局は「高い水準で推移している一方、やや足踏み感がみられる」としています。
大分労働局のまとめによりますと、4月の有効求人倍率は1.33倍で、前の月から0.03ポイント下がり、3か月連続で下落しました。
ただ、九州の中では最も高く、全国平均を上回り高い水準で推移しています。一方、新規求人数は前年の同じ月と比べて、主要9業種のうち、情報通信業や建設業など、6業種で減少しています。
大分労働局は「全体的に求人の減少傾向がみられる。改善の動きにやや足踏み感がみられ、物価上昇などが雇用に与える影響に注視が必要」としています。