ゴールデンウィーク明けに注意が必要なのが「五月病」です。その症状と対策について専門家に聞きました。
うつ病に発展することも
最大10連休だったゴールデンウィーク明けのこの時期、体や心の疲れを感じる人が少なくありません。
(街の人)「ゴールデンウィーク終わってだるい」「精神的にはきつくなるかなと思います。戻ってきたら頑張らないととよく話します」
そして注意したいのが「五月病」です。「五月病」とは、大型連休明けのタイミングでやる気や集中力が低下したり、心身に不調があらわれたりするなど無気力な状態になることです。
心身の不調はすぐに回復する人もいますが、中には新生活により気分の落ち込みや睡眠障害が表面化し、「五月病」になってしまうケースも。
仲宗根病院 松下裕貴院長:
「新しい環境に適応できないというところで、みなさん調子を崩される。精神科では適応障害という病名になります」
20代から50代までの働く男女1200人を対象にした民間のアンケートによりますと、五月病になったと感じたことがある人の割合は55.6%と半数以上でした。子どもから大人まで、どの年代にも起こりえるという「五月病」。専門医はうつ病に発展する可能性も指摘します。

仲宗根病院 松下裕貴院長:
「環境が改善せずに苦しい状況が続くと、どんどん悪くなってうつ病に発展することが十分あり得ます」



















