日銀長崎支店は、1月に公表した金融経済概況で、長崎県内の景気について、7か月連続で「緩やかに回復している」と判断を維持しました。

日銀長崎支店は、最新の「個人消費」について「一部に物価上昇の影響がみられるものの、緩やかに回復している」と前回から変更せず、「住宅投資」についても「貸家を中心に、増加基調にある」と、前回同様の判断としました。

また、景気判断の要因となる他の5つの項目についても変更せず、景気全体は「緩やかに回復している」と7か月連続で判断を据え置きました。

先行きについて、日銀長崎支店は、「企業の人手不足感の強まりや海外経済・金融を巡る不確実性の高まり、物価上昇などの影響を注視していく必要がある」としています。