能登半島地震の発生から1か月となるのを前に、31日、長崎市で県立農業大学校の学生たちが被災地支援を目的としたチャリティー販売会を開きました。


長崎県庁のエントランスで開かれたチャリティー販売会。並んでいるのは県立農業大学校の学生が栽培した農産物です。

農産物は店頭価格よりも安く販売され、中には31日朝に収穫されたのものもあり、正午から始まった販売会は昼休み中の県職員らで賑わいました。

2月1日で発生から1か月となる能登半島地震。石川県内の死者はこれまでに238人にのぼり、いまも1万3千人あまりが避難生活を送っています。

今回のチャリティー販売会は被災者を支援しようと学生たちが自ら企画し、初めて開きました。

県立農業大学校学生会の前田善行会長は「まだまだ大変な状況が続いている(ので開催した)。少しでも力になりたい」と話していました。

学生会では31日の販売会の売上と同じ金額を“義援金”として被災地に送ることにしています。