長崎青年会議所は能登半島地震の被災地支援のため街頭募金を通じて集めた義援金を29日、日本赤十字社長崎支部に寄付しました。

日赤長崎県支部を訪れたのは長崎青年会議所の4人です。

発生から4週間が経つ能登半島地震。石川県内の死者は29日午後2時現在で238人にのぼり、1万3千人以上が避難生活を余儀なくされています。

長崎青年会議所では被災者の生活再建を支援しようと今月16日から3日間、長崎市で街頭募金を実施し、集まった義援金およそ150万円を寄付しました。

長崎青年会議所 田添太一理事長:
「これだけの規模の義援金をいただけると、正直想像もしておりませんで、それだけ長崎の市民の方々も、皆様の思いというものが強かったのかなと」

日本赤十字社 長崎県支部 園田俊輔事務局長:
「150万円という金額はですね、街頭募金では、われわれもあまり聞いたことがなく、さらに気を引き締めて支援に努めなければならないと思ったところであります」

各地の日赤には、毎日、多くの義援金が集まってきており、これらの義援金は、全額、被災した各県に送られることになっています。