長崎県五島市下崎山地区で小正月の伝統行事「ヘトマト」がにぎやかに行われました。
1月第3日曜日、世話役たちの巡行で幕が開きます。

五島市下崎山地区の「ヘトマト」
「豊漁」「豊作」「健康」全部まとめて祈願する小正月の行事です。

婚間もない女性が酒樽の上で優雅に「羽根つき」を奉納すると。

体にススを塗った男たちが見物客にもススを塗りつけて笑顔と福のおすそ分け。
色んな行事が脈絡なく混在するヘトマトは「アトマト」と呼ばれた的やぶりからその名がついたとも言われています。

最後は長さ3メートル、重さ250キロの「大草履」が登場し目についた娘さん達をわっしょい、わっしょい。


担ぎ、担がれゲン担ぎ。新年の空に幸せを祈る伝統行事です。