長崎県佐世保市のハウステンボスへのIR(Integrated Resort=国際観光推進を目的としたカジノを含む統合型リゾート施設)誘致について、国が不認定としたことをを受け、長崎県議会では23日、大石賢吾知事や県の担当者らに審査への見解や今後の方針を問う全員協議会を開きました。
資金調達の確実性を国に十分説明出来ていたのかについて質問が相次ぎました。

長崎県が佐世保市に誘致を目指していたカジノを含む統合型リゾート=IRについて国は先月末、認定しないことを決定。
年間840万人の来訪と莫大な経済波及効果を見込んだ計画は『資金調達の確実性』などが疑問視され、とん挫しました。

大石賢吾長崎県知事(1月27日)

大石賢吾長崎知事(1月27日):
「今回の審査結果に対しましては極めて遺憾に思っております。納得できる十分な説明を国に対して強く求めてまいりたいと思います」

人口減少が進む長崎の起爆剤として期待されたIR。計画は今後どうなっていくのでしょうか。