長崎県内の昨年12月25日(月)~2023年12月31日(日)にかけてのインフルエンザ患者数は前の週に比べて121人増加し、6週続けて警報レベルでした。

9日発表された県感染症発生動向調査速報によりますと、昨年12月25日(月)~2023年12月31日(日)にかけて、県内70の医療期間から報告のあったインフルエンザ患者数は1,845人で、前週より121人増え、定点当たりの報告数は「26.36」でした。

依然として警報レベル終息基準値「10」を上回っており、警報6週続けての警報レベルです。

県内では昨年11月20日からの1週間で43.67まで上昇。
その後、減少傾向が続いていますが、“昨年12月25日からの週”は前週より121人増えています。

地区別では、10保健所中、五島を除く9保健所で警報レベルです。

年代別では10歳未満と10代で約7割を占めています。

長崎県は今後も手洗い・手指消毒、適切なマスクの使用、換気などの基本的な感染対策を励行して予防に努めるよう呼びかけています。