野菜や果物の流通拠点長崎市の中央卸売市場では初競りに先立ち、初市式が行われました。


(鉦の音)「カランカラン」

長崎市では去年、2つの卸売業社が合併して『長崎でじま青果』となり、合併効果で販路が拡大しました。

しかし、去年は冬の寒波による露地びわ被害や猛暑による葉物野菜の生育不良などで年間取り扱い高は野菜・果物あわせておよそ157億円と、前の年を3億6千万円下回りました。

長崎でじま青果 加藤愛久 専務:
「毎年天候災害等々がありますんで、その辺の振り幅は予想ができないですけど、販路拡大と安定した価格で供給できるような取引をしていきたいと考えております」

5日朝の初競りの主な品目は白菜や温州みかんなどで入荷量は去年を8.2トン下回りましたが、取引額は去年より2百万円あまり高かったということです。