長崎市歴史民俗資料館では、長崎の正月で使われた屏風や掛け軸などを紹介する「新春展」が長崎市歴史民俗資料館で開かれています。

今年の干支、辰にちなんだ玩具に、正月にふさわしいおめでたい人形まで。




「新春展」では江戸から昭和にかけて長崎の正月で使われた“屏風”や “すごろく”などおよそ40点が展示されています。

元長崎奉行・筒井 和泉守が、喜寿を迎えた辰年に揮毫した書からは力強さが伝わってきます。

江戸後期の絵師、斎藤秀圃の『布袋・大黒図』は料亭「花月」のために描かれました。

長崎市歴史民俗資料館 学芸員 永松実さん:
「長崎のかつての良さをですね、十分お楽しみいただければと思っております」


15回目を迎える「新春展」は3月24日まで長崎市歴史民俗資料館で開かれています。