野菜や果物の流通拠点、長崎市の中央卸売市場でも5日朝初市式が行われました。
新年恒例の初市式には、長崎市長や関係者など約300人が出席し、今年1年の繁盛を祈願しました。

去年4月、2つの卸売業社が合併し誕生した「長崎でじま青果」。合併効果で販路が拡大しました。

しかし、去年は冬の寒波による露地びわ被害や猛暑による葉物野菜の生育不良などで取り扱い高は野菜・果物あわせて約156億8400万円と、去年を3億6千万円ほど下回りました。

長崎でじま青果 加藤愛久 専務
「毎年、天候災害等々がありますんで、その辺の振り幅は予想ができないですけど、販路拡大と安定した価格で供給できるような取引をしていきたいと考えております」
5日の初セリは、白菜や温州みかん・いちごなど去年より約30トン少ない入荷量でしたが、現場には活気があふれていました。
