新型コロナの影響で運休していた長崎ー上海間を結ぶ定期国際線が30日から運航を再開しました。
エプロンでの歓迎放水も予定されていましたが、たまたま起きた福岡空港でのトラブルの影響で駐機場が混雑し、見送られました。

(テープカット)「長崎ー上海線の運航再開です」

長崎と上海を結ぶ中国東方航空の定期便の再開を祝い、30日、記念セレモニーが行われました。

およそ3年8か月ぶりの長崎ー上海便は、コロナ前と同様、月曜日と金曜日の週2往復、運航されます。

再開初日の30日は、長崎から58人、上海からは27人が利用しました。

長崎から上海へ:
「仕事です。船舶の機械です。福岡から上海に行っていました。やっと長崎便が再開したんで、早速乗れて良かったです」

上海から長崎へ:
「興奮して感動しちゃって。久しぶりの長崎で何でも楽しみにしてる。長崎和牛とかラーメンでも久しぶり食べたい」

ところで、30日は上海からの到着便を放水アーチで歓迎する予定でしたが、福岡空港で起きたバードストライクの影響で、福岡空港に着陸予定だった4機が上海便の到着予定時刻に相次いで長崎空港に着陸するトラブルがありました。
これにより消防車が駐機場に入れず、放水アーチでのお出迎えは中止となりました。

日中友好の架け橋として空をつなぐ『長崎ー上海航路』
来年は開設から45周年を迎えます。