10月27日の長崎県内は、強い寒気の影響で、局地的に「ひょう」や「あられ」が降るなど荒れた天気となり、長崎地方気象台が注意を呼びかけています。

長崎市では、午前8時頃から、直径1センチから2センチほどの「ひょう」が地面にたたきつけ、雪のように積もりました。

九州北部地方の上空には、マイナス21度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込んでいて、局地的に積乱雲が発達して、落雷のほか「ひょう」や「あられ」が降りました。

長崎地方気象台によりますと、長崎県内では、夕方にかけて大気が非常に不安定な状態が続く見込みで、落雷や、竜巻などの激しい突風、ひょうが降るおそれもあります。

気象台では、発達してきた積乱雲が近づいてきた場合には建物内に移動するなど、安全確保に努めるよう注意を呼びかけています。