無傷の開幕4連勝スタートを切ったヴェルカは先週末、リーグナンバー1のタレント軍団、サンロッカーズ渋谷とのアウェイ2連戦に挑みました。
サンロッカーズ渋谷には長崎県出身で元日本代表の田中大貴選手に、この試合の前日にヴェルカからの移籍が発表されたジェフ・ギブス選手も所属しています。
第一試合目。超豪華メンバーが揃う渋谷を相手にしてもヴェルカはシュートが冴え渡りました。
前半だけで50点オーバー、11点をリードして後半を迎えます。
しかし、魔の第3クォーターとなりました。
渋谷に完全にペースを奪われ連続19失点を喫します。
試合時間残り2分を切って迎えた同点の場面では田中大貴選手と馬場雄大選手のマッチアップ。
ここは田中選手に軍配が。
とどめの3ポイントを沈められ、B1初参戦から5試合目でヴェルカが初黒星を喫しました。
翌日の第2戦目、この日も序盤から激しい点の奪い合いです。
きのうの味方はきょうの敵、嬉しいような悲しいような渋谷のジェフ・ギブス選手も立ちはだかります。
それでもヴェルカは前半の3ポイントシュート成功率が脅威の80%越え。
2日続けて10点以上をリードし前半を終えます。
迎えた第3クォーター、前日の悪夢もよぎりましたが同じ轍は踏みません。
しつこく激しいディフェンスで相手の自由を奪います。
スーパーダンクの見せ場は作られましたが前日の反省を活かし、後半も失速することのなかったヴェルカ。
前日の雪辱を果たし、スター軍団との対戦は1勝1敗で終えました。
馬場雄大選手は『4連勝したあとに「面白いチームだね」としか、言われなかったと聞いて悔しかった。「B1でも通用する強いチーム」と言われるためにはこの渋谷戦にどうしても勝つ必要があったのでよかった』とコメントしています。