日銀・長崎支店は9月の短観を発表し、長崎県内の景況感は、前回6月から横ばいで景気の回復基調が続いているとの見方を示しました。
長崎県内企業134社が回答した日銀・長崎支店の9月の『短観=企業短期経済観測調査』によりますと、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を引いた“業況判断指数”は12で、前回6月から数値に変化はありませんでした。
業況判断指数は前回まで5期連続増加していて、日銀長崎支店では「台風の影響で観光施設で慎重な判断が示され、業況判断指数は前回と同じ、横ばいだったものの県内の景気は、回復基調が続いている」と見ています。
一方、先行きについては物価上昇の影響が広がって来ることから、注視する必要があるとしています。