長崎県警は女性を盗撮する目的で警察署の個室に侵入し、カメラを設置するなどした男性警部補(40代)を停職6か月の懲戒処分としました。

処分を受けたのは長崎県警本部に所属・勤務する男性警部補(40代)です。

警察によりますと、男性警部補は、ことし7月 女性職員の着替えを盗撮する目的で当時、勤務していた県央地区の警察署の個室に侵入し、小型カメラを設置したということです。

また、男性警部補は去年も盗撮目的で、長崎県内のコンビニエンスストアの男女兼用トイレに侵入し、設置したカメラで十数人を撮影していたほか、児童ポルノの動画データを自身のスマートフォンに保存していたということです。

長崎県警は、男性警部補を建造物侵入などの容疑で長崎地検に書類送検するとともに停職6か月の懲戒処分としました。

男性警部補は「女性の裸に強い興味があった」と話していて、20日付で依願退職したということです。