中古車販売大手ビッグモーターの店舗前の街路樹が枯れている問題で、国土交通省は長崎県諫早市の店舗を含む9店舗で除草剤の成分が検出されたと発表しました。

除草剤の成分が検出されたのは、諫早市の国道34号沿いにあるビッグモーター多良見店前です。

全国各地のビッグモーターの店舗前では、街路樹が枯れたり、伐採されたりしていることが問題となっていて、国土交通省が国管理の国道沿いにある111店舗について調査したところ、多良見店のほか福井県や愛媛県などの9店舗で除草剤の成分が検出されたということです。

この9店舗ではいずれも街路樹が枯れたり伐採されたりしていて、国交省では警察に被害届を出すと共に、原因が特定された場合は損害賠償を請求する方針だとしています。