原発から出る『高レベル放射性廃棄物』、いわゆる“核のごみ”を巡り、対馬市議会は12日の本会議で、最終処分場選定に向けた“文献調査”の受け入れ促進を求める請願を、賛成多数で採択しました。

核のごみの最終処分場を巡っては先月、対馬市議会の特別委員会が選定の第一段階である“文献調査”の受け入れ促進を求める請願を、賛成多数で採択しています。
12日開会した市議会の本会議での採決を前に、受け入れ可否の最終判断を行う比田勝市長は──

比田勝 対馬市長:
「本議会中に、私としての意見は発表させていただきたいと思います」

本会議での採決の結果、“文献調査”の受け入れ促進を求める請願が、賛成多数で採択され、反対する請願が不採択となりました。

調査を受け入れるか否か、今月27日まで会期中に示される市長の判断が注目されます。