7日から始まった長崎市議会の一般質問で、鈴木市長は計画の見直しを表明した新しい文化施設について「まずは今年度中に都心部のグランドデザインの公表を目指す」と述べました。

長崎市の新しい文化施設は当初、旧市庁舎跡地に建設される予定でしたが、鈴木市長は6月、まち全体のグランドデザインを描く中で、再度検討したいと表明し、予算計上を見送りました。

これについて鈴木市長は7日の市議会一般質問で、建設場所について「いつまでに結論を出すのか」という質問に対し「まずは都心部のグランドデザインについて、今年度中の公表を目指している」と述べました。

鈴木 史朗 長崎市長:
「まちづくりのグランドデザイン“長崎都心まちづくり構想”の策定の完了を待たずとも見極めができるよう、スピード感を持って優先的に整理していきたい」

また担当部署の部長は、新しい文化施設の建設場所について「遅くとも同じ時期までに整理したい」と答えました。