甲子園球場で行われている全国高校野球選手権、16日の第1試合に登場した長崎代表の創成館は沖縄尚学と対戦し、5対1で敗れベスト8進出を逃しました。
台風の影響で1日順延で迎えた創成館の3回戦。
相手は2年ぶり10回目の出場、沖縄尚学です。
試合は創成館のエース福盛投手と沖縄尚学・東恩納投手による好投が繰り広げられ、6回まで両チーム無得点で進みました。
試合が動いたのは7回表、沖縄尚学は2アウトランナー1塁からタイムリーヒットで先制点を奪います。
さらに沖縄尚学は8回表、福盛投手から代わった永本投手を攻め、2塁打などで一挙4点を奪います。
創成館は8回裏の攻撃で永本投手がタイムリーヒットを放ち、この大会無失点だった沖縄尚学の東恩納投手から1点をもぎ取ります。
創成館はその後も粘りを見せましたが、そのまま試合終了。
5対1で敗れ、ベスト8進出を逃しました。
試合後、創成館の福盛大和投手は「甲子園という夢舞台で、東恩納くんという高校生を代表するようなピッチャーと投げ合うことができて幸せです」と話しました。