施設利用者に対する虐待が確認されたとして、長崎県佐世保市は、市内の障害者支援施設に対し、新規利用者の受け入れを一時停止する行政処分を行いました。

処分を受けたのは、佐世保市の社会福祉法人 民生会が運営する障害者支援施設「白岳学園」です。

佐世保市によりますと、市が、障害者総合支援法に基づき、白岳学園に監査を行ったところ、2022年度、職員から施設利用者に対し、不適切な身体拘束やたたくなどの虐待5件と、心理的虐待1件が確認されました。

このうち身体拘束について、白岳学園は、2015年度に、県からも改善勧告を受けていました。

こうしたことを受けて、佐世保市では、白岳学園に対し、新規の利用者の受け入れを9月から1年間停止する行政処分を行いました。