長崎和牛の生産者が肉の品質を競う枝肉共励会が、15日、長崎県佐世保市で開かれました。
共励会には県内の長崎和牛の生産者から99頭分の枝肉が出品されました。
会は全農長崎県本部が生産者の研鑽とブランドの定着をはかるため、毎年開いています。

審査の結果、肉と脂肪のバランスが高く評価されたJA長崎せいひの岳下肇さんの枝肉が最高賞のグランド・チャンピオン賞に輝きました。

岳下肇さん:やっぱ嬉しいです。食べ物を大事にしてもらいたい。そんな気持ちがあります。そして味わってもらいたい。

岳下さんの枝肉は会の後に開かれたセリで、全国相場の約3倍、1キロ7,000円を超える高値でセリ落とされました。