日銀・長崎支店が発表した6月の短観=企業短期経済観測調査によりますと、県内の景況感は5期連続で改善していることが分かりました。

県内企業134社が回答した日銀・長崎支店の6月の短観によりますと、景気が良いと答えた企業から、悪いと答えた企業を引いた業況判断指数は12で、前回3月の調査から2ポイント増加しました。
業況判断指数は去年3月の調査から増加しており、県内企業の景況感はこれで5期連続改善したことになります。
これは電気機械を中心とする製造業が、世界経済の減速を受けてマイナスとなったものの、新型コロナの5類移行で運輸、卸売といった非製造業が、景気回復をけん引していることが要因となっています。

日銀長崎支店は県内景気について、引き続き回復傾向が続くと見ています。