長崎県内は、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があり、気象台は13日にかけて大雨警報を発表する可能性があるとしています。

太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気と、上空およそ5,500メートルにマイナス3度以下の寒気が流れ込んでいる影響で、九州北部地方は大気の状態が非常に不安定となっています。

このため、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがある長崎県内は、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあり、気象台は13日にかけて大雨警報を発表する可能性があるとしています。

13日午後6時までの24時間に予想されている降水量は、いずれも多いところで
・壱岐・対馬…100ミリ
・南部、北部…80ミリ などとなっています。

気象台は土砂災害に注意、警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼び掛けています。