連合長崎に加盟する労働組合の組合員1人当たりのこの春の賃上げ額は、30年ぶりに平均で1万円を超えたことが分かりました。
連合長崎によりますと、今年の春闘で賃上げを要求した連合長崎加盟の108の労働組合のうち、今月6日時点で106の労組が妥結。定期昇給を含んだ賃上げの平均妥結額は組合員1人当たり前の年より3415円多い1万603円で、30年ぶりに1万円を超えました。
今回1万円を超える高水準の賃上げが達成できたことについて、連合長崎は「物価上昇や人材確保といった『人への投資』の観点から、大手企業の賃上げの流れが引き継がれた」としています。