2022年1年間の長崎税関管内における関税法違反事件の告発・通告処分件数は6件で、過去10年間で最少となりました。

長崎税関によりますと、2022年1年間、長崎税関が関税法違反事件として調査し、検察への告発や通告処分を行った件数は 去年より4件少ない6件で、過去10年で最少となりました。

長崎税関では、オランダから指定薬物・通称 1P-LSDおよそ0.36グラムを国際郵便物で密輸入しようとしたアメリカ人男性を2月に、
アメリカからペースト状の大麻およそ3.8グラムを国際郵便物で密輸入しようとした日本人男性を5月に、それぞれ告発したということです。

一方、長崎税関での摘発は食料品の無許可の輸出入など4件で、不正薬物や銃砲などの摘発はありませんでした。

長崎税関は新型コロナによる水際対策の強化で、入国旅客が激減したことなどが要因とみています。