将来、佐世保で1番のピザ屋をオープンさせて、地域の人を笑顔にさせたい――。
そんな思いをピザ専門店のSNSに送り、弟子入りを果たした21歳の男性がいます。

長崎県佐世保市の「SASEBOピザ食堂」で修行を続ける井上 凱さんです。

ピザ職人を志した背景には、家族と食卓を囲んだ幼いころの思い出がありました。4か月の修行を経て、10月には新店舗を任されることになった井上さんを取材しました。

佐世保の食材を使った「佐世保マルゲリータ」

おいしさに彩られていく丸いキャンバス――。

ピザ生地を捏ねて伸ばし、トマトソースを塗り、バジルやモッツァレラチーズ、ミニトマトなどを盛り付けていきます。佐世保で採れた新鮮な食材もふんだんに使われています。

500度の窯で焼き上げた、さっくり、ふわふわのピザ。

地元産のモッツァレラチーズを使った「佐世保マルゲリータ」が定番メニューです。

店を訪れた客からは、「今まで食べたピザで1番おいしいです」「生地がもちもちしてて、おいしかったです」と満足そうな声が聞かれました。

松浦市から訪れた女性客は、家で作る大変さにも触れながら、「おいしいものを一緒に食べられてすごくうれしいです」と笑顔を見せます。

その焼きたてピザを客席に運ぶのが、ピザ職人を目指す井上 凱さん(21)です。4か月前から修行を始め、地元・佐世保で毎日ピザと向き合っています。

「目の前で『おいしかった』とか『また来ます』とか言われたときは本当にありがたいですね」