厚生労働省が今年度から「非結核性抗酸菌症啓発週間」を新設
厚生労働省は今年度(令和8年度)から、本予防週間に合わせて「非結核性抗酸菌症啓発週間」を新設しました。
結核と似た症状を示す「非結核性抗酸菌症(NTM症)」は、土壌や水などの環境中に存在する菌によって起こる感染症で、肺への感染が最も多くみられます。
結核とは異なり一般的に人から人へは感染しませんが、初期には症状が出ない場合があり、進行が緩やかなケースもあります。
風邪に似た症状…「2週間以上続く咳」は医療機関へ
結核などでは、咳や痰、微熱、体のだるさ(全身倦怠感)など、風邪に似た症状がみられることがあります。

厚生労働省や長崎県では、「咳や痰、微熱、体のだるさなどの症状が2週間以上続く場合」は自己判断せず、医療機関を受診するよう呼びかけています。
予防と早期発見のためのポイント
1. 年1回の胸部エックス線(レントゲン)検査の受診
結核の早期発見のため、自治体や職場などの健康診断を活用し、胸部エックス線検査を年に1回程度受けておくことが大切です。
2. 日常的な感染予防対策
結核菌は、感染した人の咳やくしゃみによる「空気感染」で広がります。また、秋・冬に流行するインフルエンザや新型コロナウイルスなどの呼吸器感染症予防のためにも、「こまめな手洗い」「適切なマスクの着用をはじめとする咳エチケット」「室内の換気」といった基本的な感染対策を心がけましょう。








