気象庁は3日午後7時55分、四国地方、九州北部地方(山口県を含む)、九州南部・奄美地方について、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるとして、「線状降水帯半日前予測」を発表しました。
九州北部地方では大分県、九州南部・奄美地方では宮崎県、鹿児島県、奄美地方が対象となっています。
大分県は4日未明から夜のはじめ頃にかけて
福岡管区気象台は3日午後7時50分、大分県について、4日未明から夜のはじめ頃にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があると発表しました。
福岡管区気象台は、大雨に対する心構えを一段高め、段階的に発表される防災気象情報や「キキクル」などに注意するよう呼びかけています。
宮崎・鹿児島では3日夜遅くから
九州南部・奄美地方では、台風24号の接近に伴って大雨への警戒が必要となっています。

鹿児島地方気象台によりますと、台風24号は3日午後3時現在、沖永良部島の南南東およそ50キロにあり、1時間におよそ30キロの速さで西北西へ進んでいます。

中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、中心から半径330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
線状降水帯の発生によって大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある期間は、宮崎県と鹿児島県(奄美地方を除く)が3日夜遅くから4日夜遅くにかけて、奄美地方が4日明け方から夜遅くにかけてとされています。
4日は非常に激しい雨のおそれ
九州南部・奄美地方では、台風本体や台風周辺の暖かく湿った空気、前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
5日にかけて局地的に積乱雲が発達し、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、警報級の大雨となる見込みです。4日に予想される1時間降水量は、多いところで宮崎県、鹿児島県(奄美地方を除く)、奄美地方でそれぞれ50ミリとなっています。
3日午後6時から4日午後6時までの24時間降水量は、いずれも多いところで200ミリと予想されています。
さらに、4日午後6時から5日午後6時までの24時間降水量は、宮崎県と鹿児島県(奄美地方を除く)で200ミリ、奄美地方で150ミリと予想されています。
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
土砂災害に厳重な警戒を
鹿児島地方気象台は、九州南部では4日朝から4日夜遅くにかけて、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
このほか、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒し、強風、うねりを伴った高波、落雷、竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど、安全を確保するよう呼びかけています。








