生計を支えた「マリア人形」と「ぎんなん人形」

展示ケースに並ぶ色鮮やかな「マリア人形」は、満足に働けない被爆者たちの働き口としてできた「被爆者の店」の名物で、被爆者たちが手作りしていました。

その隣には、被爆詩人・福田須磨子さん(1922〜1974)が銀杏(ぎんなん)の実で作った小さな「ぎんなん人形」も飾られています。朝も昼も夜も作り続け、土産物として販売し、生計を立てていました。

体の不調や差別などで満足に働けない被爆者たちが、自らの手で生計を立てようと取り組んだ足跡が残されています。