知っておきたい「日本脳炎」の基礎知識

【潜伏期間】
6~16日

【主な症状】
数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病。その後、急激に光への過敏症、意識障害(意識がなくなる)、けいれん等の中枢神経障害(脳の障害)を生じます。

【発病率と致死率】
感染者およそ100~1,000人に1人が発病。脳炎を発症した場合の致死率は20~40%にのぼり、特に幼児や高齢者では危険性が高くなります。

今すぐできる2つの予防対策

県は、最も効果的な対策として「ワクチンの接種」と「蚊に刺されない工夫」を挙げています。

1.日本脳炎ワクチンの接種(定期・特例措置)

ワクチンにより、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。

標準的なスケジュール:
第1期(3歳で2回、4歳で1回)と第2期(9歳で1回)の計4回。

市町からの案内に沿って接種を受けてください。

【特例措置】
平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれで20歳未満の方は、過去に接種機会を逃している可能性があります。母子健康手帳を確認し、4回の接種を完了していない場合は不足分を無料で接種可能です。お住まいの市町の予防接種担当課へお問い合わせください。

2.蚊に刺されないための日常生活の工夫

媒介するコガタアカイエカは、田んぼやゆるやかな清流が発生源です。

▼活動時間帯を避ける:
蚊が活発になる「夕方から夜明け」にかけては、屋外で過ごすのをできるだけ避けましょう。

▼肌の露出を抑える:
戸外では長袖、長ズボンなどを着用する。

▼忌避剤の活用:
虫除けスプレー等を適切に使用する。

▼侵入を防ぐ:
網戸をしっかり閉め、蚊が家の中に入らないようにする。