2026年6月1日17時08分に気象庁が発表した「台風第6号に関する解説情報」によりますと、台風第6号は、2日にかけて南西諸島付近を北上し、沖縄地方、奄美地方にかなり接近する見込みです。

その後、3日にかけて暴風域を伴ったまま西日本から東日本に接近するおそれがあります。

さらに、九州南部・奄美地方では、今後線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

台風の現況(01日16時実況)

▼存在地域:那覇市の南西進行方向
・速さ:北20km/h
・中心気圧:975ヘクトパスカル
▼中心付近の最大風速:30メートル
▼最大瞬間風速:45メートル
▼暴風域(風速25m/s以上):中心の東側 185キロ以内、西側 150キロ以内

台風は、2日未明にかけて沖縄地方に、2日昼前にかけて奄美地方にかなり接近する見込みです。

その後、進路を次第に東よりに変え、3日にかけて、本州の南岸を東北東へ進み、暴風域を伴ったまま西日本から東日本に接近するおそれがあります。

台風本体と前線の影響で、断続的に猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、南西諸島、西日本と東日本太平洋側の南から南東斜面を中心に、総降水量が多くなる見込みです。

風と波の予想

南西諸島、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、猛烈な風が吹き、うねりを伴って波が高くなり、猛烈なしけとなる見込みです。

最大風速(最大瞬間風速)の予想:

▼1日~2日:九州南部・奄美地方、沖縄地方で30メートル(45メートル)
▼2日:四国地方で30メートル(45メートル)、九州北部地方で25メートル(35メートル)など
▼3日:近畿地方、四国地方、関東甲信地方、東海地方で30メートル(40~45メートル)

波の高さの予想

▼1日:沖縄地方で10メートル、九州南部・奄美地方で9メートル(うねりを伴う)
▼2日:九州南部・奄美地方で10メートル、沖縄地方で9メートル(うねりを伴う)
▼3日:関東甲信地方で10メートル、近畿地方で9メートル(うねりを伴う)

雨の予想

南西諸島、西日本、東日本太平洋側では、猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量(多い所)

▼九州南部・奄美地方:300ミリ
▼九州北部地方:200ミリ
▼沖縄地方、四国地方:180ミリ
▼中国地方:100ミリ

その後、2日18時から3日18時までに予想される24時間降水量(多い所)

▼関東甲信地方、東海地方、近畿地方:300ミリ
▼四国地方:150ミリ
▼東北地方:120ミリなど

防災事項

南西諸島、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹く見込みです。

南西諸島では2日にかけて、西日本太平洋側では2日から3日にかけて、東日本太平洋側では3日は、不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒し、うねりを伴う高波にも厳重に警戒してください。

また、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。沖縄地方では1日は、九州では2日は、海岸や河口付近の低地での高潮による浸水や冠水に注意・警戒してください。