「いつ来てもきれいだなと思われるように」作業人数はかつての半分 風景を守り続ける理由

隣の地区と共同で使用する「太田ため池」。土谷棚田にとって貴重な水源です。

作業する男性:「ここから遠いところは3キロくらいあるでしょう。海岸のところまで田んぼがあるですけんね。(三キロ掃除するんですか)そうです。」
以前は60人ほどで行っていた作業も、今では半分の人数になりました。
「(全部するんですか?)年寄りにはきついんですよ」

現在土谷棚田で米を作っているのは、25~26軒の兼業農家です。ことしも休みの日に集まり、米づくりのためみんなで水路をきれいにします。

宮田俊彦さん:「もうそっちは終わったと?さすが、若い人たちは早いな」
造船業のかたわら、米を作る宮田さんもその一人です。

宮田俊彦さん:「もう川とかないんですね。やっぱり水路がないと米が育ちませんけんね。」(区長さんは高齢化で人数が減って大変だって言ってました。)「確かにですね。でもやっていくしかないですね。」
「ほりきり」から先は大きく3つの水脈に分かれ、小水路は海岸の近くまで続いています。

朝から始めた作業。昼前に、ようやく棚田が見えてきました。住民が清掃する横では、棚田の景色を一目見ようと立ち止まる人の姿がありました

土谷地区区長 太田重敏さん:「一般の方は見に来て「きれかね」と、ただそれだけだと思う。それでもいい。やっぱり、いつ来ても土谷棚田は「きれいだな」と思われるようにしなきゃいけないなと(思いは)ありますねどね。」








