長崎県の大石知事らは来年のG7主要7カ国首脳会議で日本政府が核兵器廃絶に向けて各国に働きかけるよう求めました。

大石知事は今日午後、広島の湯崎知事らと共に総理官邸を訪れ岸田総理と面会しました。この中で両知事は来年5月に広島で開催されるG7で「核戦争は断じて引き起こさない」というメッセージを日本主導で発出することや原爆投下から100年を迎える2045年までの核兵器廃絶に向け各国の合意を得るよう努力することなどを求めました。

●大石知事「長崎を最後の被爆地にという思いで取り組んで参りました。自分事として核兵器のない世界をつくるんだという思いを共有したいと」

来年のG7に関連し長崎市では保健大臣会合が開催されるほかアメリカ・バイデン大統領の長崎訪問も検討されています。