専門医が解説、メンタルに影響が出る理由
―― PMSや月経困難症(生理中の強い痛みなど)といった不調は、なぜメンタルにまで影響が出るのでしょうか?

三浦清徳 医師(長崎大学病院産科婦人科・教授):
「月経困難症で一番多いのは月経時の腹痛ですが、月経前後の『漠然とした不安』など、精神的なつらさが強い場合も治療が必要です」
「月経前後はホルモンバランスが大きく変わるため、心の安定性も変化します。原因は大きく分けて2つあります」
「一つは『器質的』なもの。子宮内膜症や子宮筋腫など、原因となる病気がはっきりしているケースです。もう一つは『機能的』なもの。病気はないものの、ホルモンの状態で痛みや不安が出る体質などのケースです」
「これらが混ざり合っていることもあります。最近は、漢方やホルモン剤、場合によってはメンタルケアの薬まで選択肢が広がっています。治療のレベルを順に上げていくことで、自分にぴったりの改善点が見つかるはずです」








