見えない鍵盤、母への反抗期…先生が授けた「弾き語り」

YUNAさんは10歳の時からピアノを弾き始めました。鍵盤を指先で確かめ、先生が弾いた音を真似することで体得していく音楽。先生はYUNAさんの肩の上で指の運びを示しながら指導していきます。

思ったように弾けず「やめたい」と言ったこともあります。その時、先生がすすめてくれたのが「弾き語り」でした。

中村沙樹先生:
「目が見えないということは、一般的に見たらハンデかもしれない。でもあなたにはそのハンデを補う魅力的な声がある。『目が見えなくてもピアノが弾けて、こんなに力強い歌を歌えるんだ』って。誰もができないことを、ピアノと一緒だったらできるかもね」

その言葉に背中を押され、彼女はシンガーとしての道を歩み始めたのです。