「赤」か「注意」か…極端だったこれまでのルール
これまで、自転車の違反に対する取り締まりは「赤切符(刑事罰)」か「指導警告票(注意)」のどちらかでした。
しかし、赤切符は「前科」がつく可能性もある重い処分のため、よほど悪質なケース以外は適用されず、ほとんどが「注意」だけで終わっていました。
この「逃げ得」のような状況を変えるため、車やバイクと同じように、行政処分として反則金を納めさせる「青切符」が導入されることになりました。
対象は「16歳以上」。高校生も反則金の対象に新しい制度のポイントは以下の通りです。
▶開始時期:
改正道交法の公布から2年以内(2026年5月まで)に施行予定
▶対象年齢:16歳以上(原付免許が取れる年齢に合わせ設定されました。つまり、高校生も対象です)
▶対象となる違反:信号無視、一時不停止、右側通行(逆走)、携帯電話使用(ながら運転)など約110項目








