「机のきれいさ、異常よね」―ある日先輩記者にそう声をかけられた。周囲を見渡すと、同僚たちの机には連日の取材で蓄積されていく膨大な資料の「山脈」がそびえ立っている。その山脈は、時に音を立ててなだれを起こす。

対して私の机は（自分で言うのもなんだが）実に整理整頓されている。凪の海のように平穏だ。この"凪の机”こそが、忙しい日々を支えるお守りであり武器なのではないか。新年を前に、毎日を支える"マイルーティーン"をひも解いてみた。