五島市の小学校で子どもたちが地元伝統の「そば打ち」に挑戦しました。

まずは力を込めて生地を練ります。

五島市富江町の山下地区は古くからそばの栽培が盛んで、江戸時代から地区を訪れる人にそばを打って歓迎する「そば振る舞い」と呼ばれる風習があります。

山下地区が校区となっている五島市立盈進小学校では36年前から毎年児童たちがそばを育てていて、ことしも地域の大人に教えてもらいながらそば打ちに挑戦しました。

(児童)「そばの形を同じにするのが難しかったです。」
鯖節(さばぶし)が効いた出汁が「山下そば」伝統の味。自分たちで一から作ったその味は格別です。

(児童)「麺がもちもちしていて美味しいです。また来年も食べたいです。」

あたたかいそばを味わいながら児童たちは地域との繋がりも感じていました。








