正月を前に、いま「餅」の価格が上がっています。値上げに踏み切る店も多いとみられ、新年の準備にも物価高の波が押し寄せています。背景にあるのは去年から続く米騒動です。

全商品値上げ
正月用の鏡餅づくりの準備が進む長崎市の平井餅まんじゅう。創業57年の老舗です。餅の原料には、佐賀県産の「ヒヨクモチ」というコクのある"もち米"を、創業以来使い続けています。

11月には新米が入荷。正月前の繁忙期を迎える中ですが、今月、売れ筋の大福やかんころ餅を含む全ての商品の値上げに踏み切りました。

平井餅まんじゅう 平井栄一店長:
「去年から仕入れ値が2割ほどアップしています。今までに経験したことのないような値上げの仕方なので、どう価格をまず決めていいのか…すごく戸惑いました」








