先月、SNS上の副業広告でつながった人物らから投資や損害賠償の名目として、長崎県の30代女性が200万円あまりをだまし取られる詐欺事件が発生しました。
被害にあったのは長崎県佐世保市に住む30代の女性です。
警察によりますと先月26日インスタグラムで「手出しなしで隙間時間にできる副業」という広告にアクセスした女性は別のSNSを通じて知り合った人物から「Lampionn」というチャットアプリに誘導されました。
その後、動画を視聴するだけで収入が得られるという仕事を紹介され、計2回で3300円が送金されたことでこれを信じました。
さらに別のアカウントの人物とやり取りをする中で「指定した送金先に金を振り込むだけで報酬が得られる」と言われ指示に従って操作を行いました。
その後、「あなたが操作ミスをしたので、損害賠償を支払う必要がある」などと言われ、女性は先月26日から今月1日にかけて投資と損害賠償の名目で指定された銀行口座やPayPayのアカウントに8回にわたり現金あわせて213万9000円を振り込み、騙し取られたということです。
その後も、高額な請求があったことから女性が家族と警察に相談し、事件が発覚しました。
警察では、SNSで「投資で絶対儲かる」などとして金を振り込むよう指示された場合は、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。








