天皇皇后両陛下と愛子さまは、長崎市の原爆資料館で被爆者らと懇談されています。

このうち、長崎原爆被災者協議会の会長で、日本被団協の代表委員でもある田中重光さんは、父親が肝臓がんで亡くなったことや、孫のひとりが横隔膜がなく生まれ、生後3日で亡くなったことを語った上で、
「核兵器は絶滅だけを目的とした悪魔の兵器だと思います。この核兵器をなくすために、私たちはこれまで協力してきました。今後もよろしくお願いします」と伝えました。

陛下は「大変でございました」と述べ、被団協のノーベル平和賞受賞にも触れられました。

被爆者らとの懇談の中で、皇后さまは「体を大事にして下さい」と話されました。また、愛子さまは「貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました」と話されました。