長崎市出身の生物ライター・平坂 寛 さんによる昆虫観察会が、7月26日、長崎県対馬市で開かれました。

生物ライター 平坂 寛 さん「みんなは真似しちゃダメだけど(ムカデは)ものすごく力は強いです」

生物ライターの平坂 寛 さんは長崎市の出身で、対馬で昆虫観察会を開くのは6回目です。

全国から50人の子どもたちが参加しました。

「カブト三匹!!!カナブンもいる!」

「ちっちゃいツノ、これを持つと足にしがみつかれなくて済む、この足がね、指にひっかかるとけっこう痛い」

虫たちが集まるようにバナナを入れた罠を仕掛け、かかった昆虫を観察・採集しました。

京都から参加した子ども「いろんな憧れの虫を採れたので良かったです」

生物ライター 平坂 寛 さん「昆虫採集というのは一番キャッチーな遊びだと思うんですよ。自然に触れ合うという意味では。動植物を含め、あらゆる環境問題とかにも意識を向けられるような大人に育っていってほしいなと思っています」

この日は、対馬固有種のツシマカブリモドキも発見し、子どもたちは興奮した様子で観察していました。