長崎県内では22日、新たに859人の新型コロナウイルス感染者と2人の死亡が発表されました。


新たに感染が確認されたのは──
年代別に10歳未満で147人、10代で142人などあわせて859人で、60代の女性と90歳以上の男性あわせて2人の死亡も発表されました。
21日現在の病床使用率は23%で、重症者は1人です。

新規感染者の数は先週の火曜日と比べると97人増加していて、800人を超えるのは9月21日以来およそ2か月ぶりです。


新たなクラスターは4件です。
いずれも高齢者施設で長崎市の2つの施設で合わせて19人、時津町で8人、五島市で6人のあわせて33人の感染が確認されています。

■ 大石知事会見「感染対策の徹底と速やかなワクチン接種を」

大石 賢吾 長崎県知事:
「全国的に見ても第8波という認識が広がってきておりますけれども、それに近づいてきている状況じゃないかなというふうに思っています」


長崎県の大石知事は22日の会見で、県内の感染状況についてこのように述べ、新規感染者の増え方は、全国と比べ緩やかではあるものの「第8波の入り口に近いところにある」との認識を示しました。
その上で、これから年末年始にかけて『人の移動』や『会食の機会が増える』うえ『インフルエンザとの同時流行』も懸念されていることを踏まえて、改めて「基本的な感染対策の徹底と速やかなワクチン接種」を呼びかけました。