アメリカによるイランの核施設攻撃を受けて、長崎の被爆者4団体は「武力で平和は守れない」とする声明文を出しました。
アメリカは今月22日、イスラエルと攻撃の応酬が続くイランの核関連施設を攻撃し、核開発をめぐるアメリカとイランの協議は再開のめどが立たない状況となっています。
これを受けて長崎被災協や長崎原爆遺族会などの被爆者4団体は「武力で平和は守れない」とした上で、アメリカ政府に対し国際法を守り対話で解決するよう求める声明文を出しました。
また声明では、日本政府に対しても憲法9条を遵守し世界平和の構築に指導的役割を担うよう求めています。
4団体は24日、声明文をアメリカ大使館と日本の総理官邸へ送ったということです。