長崎県は11日、2026年度の公立学校教員採用試験の志願状況を発表しました。志願者数は前年度から133人増加、志願倍率も14年ぶりに増加に転じました。試験実施時期を前倒したことで、新規学卒者や県外出身者を中心に受験者が増えたと考えられています。
志願状況
▶志願者数 1050人(前年+133人)
▶志願倍率 2.0倍(前年+0.3ポイント)

志願者数のうちー
▶新規学卒者が占める割合は56.7%(595人)で前年から9.6ポイント(+163人)増加
▶県外出身者が占める割合は31.0%(325人)で前年から12.8ポイント(158人)増加
試験日程前倒しの影響か
県は志願者数の増加について、1次試験の実施時期を1か月前倒ししたことを要因に上げています。他の地域や職種と競合する前に受験者を確保できたと考えられます。
1次試験:5月11日(日)
2次試験:6月26日~7月8日
合格発表:8月8日(金)予定 ※前年度より2カ月早い