壱岐沖でおきた医療搬送用ヘリコプターの事故を受け、運航が一時休止されている長崎県のドクターヘリについて、県は詳細な点検を実施するとして運航休止期間を延長すると発表しました。
長崎県のドクターヘリは、今月6日に壱岐沖で事故が起きた医療搬送用ヘリと同じ機種で、事故を受け県では安全点検や試験運航を行うため運航を一時休止し、今月11日(金)に再開する方針を示していました。
県が医療機関と協議した結果、今回の壱岐沖の事故の原因がわかっていない中、安全運航に万全を期すためさらなる詳細な点検が必要だとして、運航再開の予定を今月16日(水)に延長すると発表しました。
運航休止中にドクターヘリの要請があった場合、県は県の防災ヘリや自衛隊、佐賀県と連携しながら救急医療体制に支障が生じないよう努めるとしています。